店舗設計者の本音と店づくりの知恵袋

店舗の設計を35年間もももつづけてきた図面屋です。私のCAD資料をベースに店づくりの基本と本音をお伝えします。

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アパレルショップのマニュアルを考える_その2

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先回の続きをお届けしますが、アパレルのアニュアルなどはその時代と共に変化はします。しかし、それほど大きな違いは感じません。

なぜなら、商品は変わりつつも売り方はそれほど変わることはなく、例を挙げれば「置く」「吊る」「掛ける」といった手法のみです。

ただ、ちょっと考えてみてください。

私は店舗設計をしていて、いつも大切にしていることは、「如何に見せる」「如何にさわってもらう」「如何に買ってもらう」ってことです。

言い回しは、ベタですがこれが基本と考えてきました。

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 それでは、先回のコンセプトから導き出したショッププランを見ていただきましょう。


プランはふたつつくりましたが、今回お見せするのは、A-planです。

■平面図事例

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VIVREは、当時小規模なショップが多く上記の平面には当てはならないとはいえ似通ったことが少なくはありませんでした。

マニュアルですから、店舗の大小は考えずに手っ取り早く小さい方がまとめ安いというのもあってこの規模にした気もします。(けっこういい加減!)


■展開図事例

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いたってシンプルな造りですが、店舗リサーチも含めプランニングには時間を掛けました。

このプランで意識したことは、什器のカセット化です。過去にレナウンイクシーズなんかがやっていた手法です。

商品と什器を一括りにして、お客様にアプローチする考え方です。これだと商品の管理もレイアウトの変更も容易で絶えず売場の新鮮さを保てます。

■アイソメトリックパース

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一目瞭然とはこのことですが、この頃は全て手書きで表現しましたが、良い味が出ていて何だか懐かしい気もします。

柱に絡む什器と単体の什器が明確に表現されています。シンプルなレイアウトなのですが、これを見る限り面白さは感じませんね。

詳細は、資料を参照してください。

■半固定什器

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このビジュアルを見る限りカセット化を理解して貰えるでしょうが、絵がちょっと汚いですね。

まあ、仕方が無いといいたいところだが、きっと時間が無く急かされて作成した痕跡が残ります。

毎回のプレゼンの資料の作成は、いつも今日の明日って感じでクライアントから指示がきます。

そんなことをして、「人を大切にせんかったから会社が潰れたんや!」っていった覚えがありますw。

■単体什器

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今では、これらを見ると全てとはいいませんが百貨店などでよく見る什器のようです。最近は、もっと凄いのがありますがこれも基本はここからでした。

今回もザクッと行きましたが、何か感じませんか?

25年前?のものですよ!私は今の売場を見ていても、今回のマニュアルを見ていてもそれほどの差違は無いと感じました。

ということは、店舗というのはやはり、MDがあってのものです。良い商品さえあれば必ずとはいいませんが、きっと売れるでしょう。

極論を言えば、段ボールの蓋を開けた状態でも、売れるものは売れるのです。ただ、ただですよ、そうなれば面白みもムードもなくお客様のリピートは無いでしょう。

そこに我々の仕事が根付いているのです。

美味しいご飯をより美味しく食べていただくための何かを生み出すのです。器は2番目です。あくまで商品が主体です。

話が横道にそれそうなので今回はこれぐらいにして終了します。今回のマニュアルはあくまでも参考資料としてご覧下さい。

ありがとうございました。

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